早いものでもう10月ですね。この研修も残り2か月半と考えるとあっという間に終わるんだろうなと思ってしまいます。
さて、今回はWellington滞在時の休日に行った所等を紹介しようとおもいます。もうWellingtonを離れて3週間ほど経ってしまいましたが、、、、。 ずっと仕事が今までと比べ物にならない程忙しいので後回しにしすぎました、、。
ちなみに超個人的趣味ブログになると思うので注意(笑)
まず最初は、Southward Car Museumです。ここには到着後最初の週末に行きました。滅茶苦茶前ですね。。
博物館全景。 |
ここで印象に残った車両を紹介しようと思います。
かつてポルシェだったもの...... |
これは1996年に公道を用いたニュージーランド史上最高速チャレンジに挑んだポルシェ...の慣れの果てです。1度目のチャレンジで時速348km/hを記録し、更なる記録更新のために挑んだ2度目のチャレンジで右リヤタイヤがバースト、公道だったこともあり横転しながら大破してしまいました。幸いドライバーは大事には至りませんでしたが、この壊れ様を見ればどれだけ大きなアクシデントだったかが伝わってきます。
これはNZモータースポーツ史上においても重大なものだったようで、後世にも伝えるためチームがここに寄付したそうです。
事故前の姿。右下に事故時の写真もありますね、、、。 |
原因となったバーストしたタイヤもありました。ものの見事にトレッドが剥離してしまっていますね...。
300km/h以上でこうなってしまうともうどうしようもありません。
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第1次大戦よりも40年近く前の車です。 |
これで印象に残っているのは、現代の車との性能・構造の違いです。まずこの車両のエンジン、1000㏄単気筒とかなり小さなエンジンです。単気筒にしては大きい排気量ですが。
また出力も3馬力と、現代の車両と比べるとかなり非力ですね。しかもそのエンジンの構造も凄い物でした。
中心部にクランクシャフトが見えますね。 |
エンジン横に油差しが備え付けてありました。 |
この個体、とんでもないです。 |
この他にも様々な車両が展示されていましたが、ここでは書ききれないので実際に訪れて見てください(笑)。
このフェラーリ・750モンツァ、NZでのレースで1人事故死している曰くつきな上、その後修復されレースで使用された挙句、一時期コルベットのV8エンジンをぶちこまれていたようです。(オリジナルは直4)
今はオリジナルに戻されています。
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何か変な車も居ました。 |
かなり大きな博物館です。 |
ニュージーランドの歴史や自然に関する展示から近代芸術まで、幅広い展示がされています。
ダイオウイカの標本が展示されていました。信じられないくらいデカいです、、。 |
第一次世界大戦の企画展をやっていました。
これは言わば巨大スケールなのですが、髪や肌の質感がすごくリアルで凄かったです。
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凄い展示方法ですが、見つけた時腰が抜けそうになりました。 |
何故有名なのか?それは開発された経緯、構造と戦績を見れば一目瞭然だと思います。
まずこの車両、メーカー製作ではなく、あるJohn Britten氏という男が一人で設計、大半のパーツ(タイヤやサスペンション、ギヤボックス等以外全部!)を手づくりした車両なのです。
構造もかなり面白いです。本来、バイク(特にレーシングバイク)のフロントサスペンションはテレスコピック式、特に倒立タイプが大半ですが、
参考:RC213V '18
このタイプのサスペンションがテレスコピック式倒立タイプ。
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写っていませんがトップブリッジ下辺りにショックユニットが取り付けられています。 |
また、リヤサスも特殊です。スイングアーム式である事は同じなのですが、ショックユニットの位置がシート下ではなくエンジンの前にあるのです。
フロントタイヤ後ろ、エンジンの前にユニットがあります。 |
固定具で隠れてますがオイルパンの下をロッドが通っていますね。
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カーボンスイングアーム。ちなみにこれも手作り。 |
複雑なエキゾーストマニホールド。これもエンジンも全て手作り!! |
残念ながらJohn Britten氏が開発した数年後に癌で亡くなってしまった為計画は長く続きませんでしたが、ニュージーランド発のバイクが世界で活躍した事はこの国にとっても偉大な事だったんだなと思いました。
もちろん、この他にも様々な展示物があるので、1度訪れてみてはいかがでしょうか。
他にもウェリントンではMt.Victoriaや動物園などに行きました。
ウェリントン市街が一望できます。 |
ですがとてもいい街でいい時間を過ごす事が出来ました。もし、ニュージーランドに来る事があれば上記の場所を含めて訪れてみる事をお勧めします。
と、今回はプライベート編でした。写真多めの趣味ブログみたいになってしまいましたね(笑)。またオークランドに戻ってからの話も近いうちに書きます。
では!