2019年11月10日日曜日

Kia Ora‼ Kaitoです。
こちらはタイトルの通り最近暑くなってきました。今年日本の夏を経験していないので何とも慣れませんね。

さて、もう11月なんですね。時の流れが速すぎて引いてます。前回のブログを書いたのもつい最近な気もするくらいです。という事で、10月何をしてきたかを書いていこうと思います。

まずは仕事から。ある日、AkiraさんからCR-Vのサイドステップ取り付けをやってみるかと言われ、チャレンジする事にしました。

これらはサイドステップのフレーム部。付属のボルト(40本くらい入ってました)で取り付けます。
手順としては、初めにフロアの左右アンダーカバーを取り外します。
左右に見える黒いカバーを外します。
外しました。
次に、フレームの取り付け部に合わせてカバーの一部を切り取ります。この際、カバー側に線(窪みのようなもの)が入っているのでそれに合わせて切り取ります。
切り取った方に線が見えますね。これの両端に沿って切ります。
ちなみに一部切り取る部分がクッションのような部分に覆われているので、露出させるためにクッションを切り開き内側へ折り込む必要があります。
カバーを切ったら元に戻し、ボルトでフレームを取り付けていきます。ボルトの取り付け位置は初めから備え付けられています。こういうオプションへの配慮がしっかりされていますね。
作った切り欠きはこの様にぴったりフィットします。
あとはフレームに各パーツを組み込めば完了です。

他には、ある日HR-VのServiceをしていた際、スペアタイヤの空気圧を測定、再充填のため取り出そうとした際、どういう訳か手が水に漬かりました。

このスペアタイヤが積んである所に水が溜まっていました。

何処かから水漏れがありトランクの下に溜まっていたのです。このまま放置すると錆びてフロアに穴が空く可能性もあるので、リークテスト(漏れている場所の探求)をせざるを得ません。
全てのServiceを終えた後、水道がある屋外へ車を運びリークテストをします。
この様に水を流し水の筋を探します。

テストの結果、サンルーフから水を排出するためのドレンホースが外れているのを見つけました。


これは元に戻した後ですがこのボディの外に繋がっているホースが外れていました。
組み立て時のはめ込みが甘かったのかもしれません。
この後水漏れは無くなり、無事解決となりました。

大きな作業はこれくらいですかね。あとは最近ホイールアライメントの測定、調整もするようになりました。僕が今いるEast Aucklandにはアライメント測定マシンがあり、自分らでアライメント調整を行います。たまに併設されているボディショップの依頼で他社の車の調整も行う事もあります。
レーザー式の測定器。
メーカーによって調整する項目が違うのですが、ホンダの場合は基本的にトー角(車を上から見た時の車輪の左右角度)のみが多いです。トー角はハの字状の状態をトーイン、逆ハの字状をトーアウトと言い、トーインは直進安定性が増し、トーアウトはコーナリングが良くなります。基本的にフロントはトー角0、リヤは1.75くらいトーインに調整することが多いです。ちなみにリヤの調整は独立懸架式サスペンションの車しか調整できません。

リヤは上記の写真の部分を、フロントはタイロッドを回して調節するのですがアライメントは0.1mm単位の調整が必要で、また調整マシンもレーザー式で凄く細かく表示されるため、微調整に次ぐ微調整が必要になります。ビシッと短時間で決める為にはコツを掴む必要がありますが、まだまだ時間が掛かりそうです。。。。。

仕事についてはこんな感じです。
とある車のブレーキマスタシリンダ。.....ラ?
ちなみに日本からの中古車では無かったです。
さて、プライベートについてです。前回のブログでラリーに見に行くと話しましたが、実際にNew Zealand Rally Championship(ニュージーランドの国内選手権)の最終戦、Rally of Waitomoを観戦してきました。
SS4の観戦スポット。難所で人気らしく、このエリアにHellaのスポンサーが付いていました。

初めてのラリー観戦でどうするのか手探りでしたが、封鎖されたSSに入り込む道から観戦でき、すごく楽しむことが出来ました。

ただ楽しかったんですが、同時に今までで一番辛く疲れたモータースポーツ観戦でもありました。WaitomoはAucklandから大体3時間掛かり、またSS1はWaitomoよりさらに奥、その上8時前スタートという事でステイを朝4時半発となり頭が回っていませんでした(笑)。しかもSS1と4はそれほど離れていなかった(それでもSS2~3に行けなかったので2時間程待ちましたが)のですが、そこからSS6に行くのに1時間半掛かる事、挙句全てのSS手前になると道が舗装されていないので体力も神経もすり減らしてしまい、帰り道で限界に達してまた頭が回らなくなるという危険な状態にもなってしまいました。
まさしく見る側もラリーでした。。でも海外ローカルラリーを見れたのは凄く良い経験になりました。
しばらくグラベルロードを走ったので僕の車もドロドロになってしまいました。。。
未だに落とし切れていない泥が今も少し残っています。
また先週末にはカスタムカー等の展示会であるBigBoysToys(通称BBT)にも行き、

今年のBBTの目玉、世界的ドリフトドライバー「Mad Mike」のドリフト仕様ランボルギーニ・ウラカン

このインテグラ、エンジンをNSXのものに換装した上ミッドシップ化してました。
もはや意味不明です。
次の日にはスポーツバーで見たかったUFC 244 Masvidal vs Diazのライブビューイングを観に行ったりしました。
入場中のJorge Masvidal
メインであるMasvidal vs Diazには非公式ベルトのBMFベルト(Baddest Mother F規制ker、意訳すると最凶のワル)というFワード全開のタイトルが掛けられ、それをトランプ大統領も見に来るという一大イベントでした。
アメリカ凄い。
と、何だかんだ休日も忙しく動き回っています。今週末はスーパークロスがあり非常に楽しみです。

さて、長くなりましたが今回はここまでにしようと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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