ちょっと前にブログを書いたばかりですが早速East Auckland編を書いていこうと思います。
まずは仕事面です。
勤務開始の日、いきなり「擦ったフロントバンパーを再塗装するから外して分解してくれ」と車を渡されました。
バンパーを取り外す際には小さなクリップやピンを折ってしまわない様に注意する必要があります。 |
外したパーツ類。 |
この部分を再塗装します。 |
次は日産・Tiidaのエンジンマウント交換です。
以前WellingtonではワークメイトのBMWを整備したりしましたが、今回はお客様の車両です。何故かはわかりませんがEast AucklandでService、WoF(車検のようなもの)も全て受けているようです。
日産・Tiida 日本でもよく見ますよね。
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この車両のマウントは足回りのブッシュのようなタイプですね。
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まず、マウントを取り外す前に下からジャッキでエンジンを支えます。
エンジンの位置が下がってしまわない様に支えます。 |
上が付いていた物、下が新品。 |
取り付けて完了です。 |
リコールに関しては仕事数が非常に多く、1日に5~7台作業することも少なくありません。それもあってか「Airbag Specialist」と呼ばれています(笑)。
クーラント交換時のエア抜き中。
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次はAucklandに帰ってきてからの休日についてです。
戻ってきた最初の週末、Pukekohe Park Racewayで開催されたVirgin Australia Supercar Chanpionship(以下VASC)のニュージーランド戦、Auckland Supersprintを観戦してきました! レース観戦は昨年11月のスーパーGT最終戦以来でした。
入場ゲート。 |
レース後の写真ですがホームストレート。 |
参戦メーカーはフォード、ホールデン、日産の3社ですべてV8エンジンを使用しています(直4ターボとV6ツインターボも使えます。)。
Rick Kellyの日産・アルティマ。 |
開催地のPukekohe Park Racewayはコースサイドからコースが近く、迫力も凄いです。しかも1周も短く、VASCだと1周1分ちょっとのペースで周回するためすぐに目の前に戻ってきます。鈴鹿と比べると様々な面で小ぢんまりとした印象を受けましたね。
コースの距離、ランオフエリアの広さが筑波、ピット設備が岡山くらいの規模ですね。
観客が入れる所で1番コースと近いであろうスポット。ブレーキングポイントなので追い抜きも多かったです。 |
最終コーナーなんですが壁近くないですか?ランオフ0です。 |
SVGのピット |
Mclaughlinのピット。ちなみにパドックパスも買ったのでここまで来れています。 |
サポートレースで走っていた魔改造マスタング。暖気を至近距離で聴きましたが鼓膜が破れそうになりました。 |
来週もWaitomoに国内戦のラリーを観に行く予定です。
そして先週、Auckland某所にとある車を見に行きました。
こちら、かつてJTCCで走っていたトヨタ・カローラです! この車両は普段一般公開されていない個人所有車ですが、Facebookでオーナーさんに連絡を取りお願いして特別に見せて頂きました。
僕の趣味の一つにヒストリックレーシングマシンの車体番号とその個体の所在を調べる、という言わば変な趣味があります。その中でこちらでレストアされたこの車について知りました。
この個体はTRD主体で3台製作されたカローラJTCCの3号車です。
エンジンルーム。トヨタの関与も大きくエンジンはワークス格、ボディはラインから引き抜いたであろう車体番号が打刻されていないものでした。 |
これでフルステアです。この状態でタイヤがフェンダーに干渉しています。 |
トランク内には燃料タンクが。 |
こういった事は実際に見て触れてみないと分からない事ですし、そもそも触れる事すら出来ない車両なので、オーナーさんのお陰で非常に貴重な体験をすることが出来ました。
今後、その方が所有、レストアしている別の車両や知り合いの人が所有する車両を見せて頂ける可能性があるので、また紹介しようと思います。
という事で、East Auckland1か月目のブログでした。最後まで読んでいただきありがとうございました!